タッチフット・フラッグフット

ルール・技術

アメフトとタッチフットとの違いは?

作成日:2009年09月29日
更新日:2017年02月23日

タッチフットボールはアメリカンフットボールを簡単にしたスポーツと紹介されることも多いです。アメフトをご存じの方に向けてアメフトとの違いからタッチフットをご紹介します。

タックル禁止

その名の通り、タッチフットボールではタックルのかわりにタッチをします。

タッチは相手の背中に対して行い、公式戦では両手でタッチをする必要があります。

ブロック

タックルという接触は禁止されましたが、もう一つ代表的な接触といえばブロックがあげられるでしょう。

タッチフットボールではブロックをする事ができます。このためリードブロッカーを使ったランプレーやパスプロテクションなどよりアメフトに近い戦術を楽しむことができます。

ですがタッチフットボールのブロックは以下のような制約があります。

  • 手のひらは完全に開き、腕はまっすぐ伸ばした状態でブロックしなければならない
  • 一度相手をブロックした後は前にドライブしてはならない

このためブロックは相手を受け止めるといった感覚になり、基本的に引くことしかできないといえます。

ランナーのために穴をこじ開けるということができませんから、ダイブなどのプレーでラインの間を駆け抜ける場合も十分な間隔がないとパーソナルファールとなってしまうケースもあると思います。

おおむね人一人分の間隔がない場合は、そこを走ることはできないと考えてください。
(同様にQBスニークも危険なプレーとして禁止となっているケースがあります)

タッチフットボールのブロックは、なかなか伝えるのが難しいのですが、ぜひ体験してみて感覚をつかんでください。

ラインもパスキャッチ

タッチフットボールではすべてのプレーヤーが有資格レシーバーとなります。
もちろんラインもパスキャッチが可能です。

これまでボールにふれることができなかったオフェンスラインのみなさん。存分にパスをキャッチしてください。

WRとCBの攻防

オフェンスのWRとディフェンスのCBのマッチアップでは、CBはWRに対してバンプを行うことが多いと思います。これもタッチフットボールでは禁止されています。

同時にレシーバーにはディフェンスの選手をさける義務が課されています。必ずディフェンスの選手をさけてコースに出なければなりません。タッチフットボールではラインもレシーバーとなれますのでラインの選手もパスコースに出る際にはディフェンス選手をよけるようにしてください。

接触が許可されているのはタッチとブロックだけ。と考えるとわかりやすいかもしれません。

フォーメション

タッチフットボールではオフェンスのフォーメーションに対していくつかの制約があります。

一番の制約は、スクリメージライン上に3人がセットする必要があるということです。 3人であれば左右のどの位置にいても問題ありません。

ディフェンスについては特に制限はありません。

キックオフ

キックオフは自陣5ヤード地点からのキックとなります。 リターンチームはそこから10ヤード離れていればどこにどのような形でセットしてもかまいません。

キックされたボールはアメリカンフットボールでは、ルーズボールとなりますが、タッチフットボールではキックした時点で相手チームのボールとなります。そのためインサイドキックで逆転をねらう。ということができません。

ただしオープンカテゴリーとミックスカテゴリーのみで女子の試合ではルーズボールとして取り扱うようです。

フィールド

フィールドは縦60ヤード。横40ヤード。これにエンドゾーンが10ヤードあります。

フィールドゴールはありません。

ハッシュはフィールド中央の1カ所です。

タイムアウトと試合時間

タッチフットボールのタイムアウトは前後半2回ずつとアメリカンフットボールより少なくなっています。

また試合時間も1Q8分と約半分の時間となっています。

得点

得点はタッチダウン6点。セフティ2点とアメリカンフットボールと変わりません。

トライフォーポイント(PAT)は1点と2点の2つのコンバージョンが選べます。
ただしフィールドゴールがありません。
そのため1ポイントコンバージョンと2ポイントコンバージョンは、何ヤード地点から攻撃をするのかで決定します。

1ポイントコンバージョンは3ヤード地点。2ポイントコンバージョンは8ヤード地点からとなります。

以上がタッチフットボールとアメリカンフットボールとの主な違いです。

その他、細かいルール上の差異はまだまだありますが、もっとも大きな違いは競技性の違いかもしれません。

よく似た2つのスポーツですが、アメリカンフットボールの経験者の方が実際に体験すると、全く違うという感想を持たれる方も多いようです。

ぜひ一度、実際に体験してみてください。