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タッチフット・フラッグフット

130-ルール・技術

宣言パント

作成日:2010年01月23日
更新日:2010年01月23日

宣言パント。アメフトを知っている人でも聞きなれないタッチフット特有のルールについて説明します。

宣言パントってなに?

宣言パントとは、通常は4thダウンでパントをける際、審判と相手チームに「次の攻撃はパントをしますよ」と宣言をしてからおこなうことです。

なぜ?

通常のパントではスナップした瞬間からディフェンスはキックをブロックしようとパンターをめがけ走り込んできます。

その際にパンターとディフェンス選手の衝突などを防ぐために、宣言パントという制度が導入されています。

宣言パントをするとどうなるの?

パントが宣言されると、以下の制約が両チームに課されます。

キックされるまでディフェンスの選手はスクリメージラインを越えてオフェンス側に侵入することはできません。

またオフェンスの選手も、キックされるまでディフェンス側に侵入することはできません。

このルールにより、キックされるまではお互い時間が止まったようになります。

時間と反則

ハドルの時間である25秒は通常スナップの時間までをはかりますが、宣言パントの場合はキックされるまでは計時が続きます。

つまり25秒以内にキックをしなければなりません。
これは不正に時間を消費できないようにするためのものです。25秒を過ぎるとディレイオブザゲームとしてオフェンス側の反則です。

そうなると不思議なのはスナップからキックされるまでは(特にオフェンスの選手は)なにをしているのでしょう。

通常オフェンス側はスナップまでは動くことはできません。しかしスナップ後はどうなるのでしょうか。 これについてはルール上明文化されているわけではないようです。

実際に宣言パントをした場合、スナップからキックまでオフェンス側のフォルススタートの反則はとられません。

ただし、前方向へは動けません。

むしろ、「多少動いても反則をとられない。」という形で運用されていると考えると理解しやすいかもしれません。

あくまで明文化されていない、運用上での話なので100%反則にならないとはいえないのですが、このような理解で問題ないのではないかと思います。

ローカルルールなので気をつけて

宣言パントは基本的にローカルルールです。

宣言パントを導入するかどうか。
宣言パントを選択してもよいのか。それとも宣言パントをしなければならないのか。

大会や試合によってルールの取り扱われ方が異なることがありますので注意が必要です。